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(6)ブレンド基準
ノート
トップノート:最もスピーディーに効果をあらわすもの、一番はやく蒸発するもの。心身に対して最も刺激的で高揚効果を発揮するもの。
ミドルノート:揮発性が中くらいのもの。主として体の機能、たとえば消化・生理および体の代謝の全体といった機能に影響するもの。
ベースノート:蒸発するスピードが比較的おそいもの(トップノートの精油とブレンドすると、その精油の揮発性を「ひきとめる」のに役立つ)。鎮静させ、リラックスさせる力がいちばん強いもの。
香りの質
精油成分の変動:精油の成分比率は、同一の植物から得られたものでも、産地、収穫時期、抽出法によって変動します。したがって、香気や作用も微妙にちがっていて当然です。ですから、ひとつの精油の成分を特定して考えるのは難しく、ある幅をもった中でとらえるべきでしょう。
バラやジャスミンなど、生産量が少なく高額なもので値段が安いものは何かの溶剤に精油を溶かしこんだものか、合成精油を添加したものの可能性あり。また、産地により質と価格が違う。(中国のジャスミンはモロッコ産の1/3の値段。インドのマイソール産のサンダルウッドはオーストラリアの2倍の価格)
薬理効果
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殺菌作用・抗菌作用・抗真菌作用・抗ウイルス作用
水酸基(OH基)を持つ精油成分であるフェノール類やアルコール類は殺菌作用を持っています。例えばラベンダーのリナロール、タイムのチモールなどの抗菌作用は室内の清浄やトリートメントに利用されます。
A
鎮痛作用
痛みの種類は様々ですが、これを抑える鎮痛効果にも炎症を和らげる作用や、血行を良くすることによって痛みを和らげる作用、また麻酔のような作用などいろいろなものがあります。例えばカモミールに含まれる、カズマレンは抗炎症作用があり、これらは医薬品としても利用されています。クローブは昔から歯痛の薬として有名でしたが、これはクローブの中に含まれるオイゲノールの作用によるものです。頭痛や偏頭痛にペパーミントに含まれるメントールは効果的ですし、鎮静作用をもつエーテル類、エステル類はこの種の痛みによる苦痛を取り除きます。
B
消化・食欲増進作用
一般に柑橘系の精油は消化器官のいろいろな不快症状に効果的です。また、香辛料やハーブとしておなじみのコリアンダーやフェンネル、キャラウェイなども食欲増進や駆風作用(腸内のガスを出す作用)があります。
C
ホルモン調節作用
精油の中にはホルモンの分泌を調節する作用を持つものがあります。ホルモンを調節するには2つのルートがあります。1つは視床下部→下垂体系の調節、もうひとつは精油成分とホルモンの構造が似ていることによる直接的な作用です。後者の代表例として、クラリセージに含まれるスクラレオールがあります。
D
去痰作用
ケトン類、ラクトン類、オキサイド類を含む精油には痰を溶かし排出させやすくする作用があります。代表的なものにユーカリに含まれる1,8-シネオールがあります。しかしこれらの化合物には強い作用を持つものがあるので、使用量には充分注意が必要です。例えば、吸入の場合、洗面器に2、3滴です。
E
鎮静作用
ラベンダーの酢酸リナリルは鎮静作用を示す代表的なエステル類です。精油中のエステル類、セスキテルペン類には鎮静効果が確認されています。
精油の望まれない作用について
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皮膚刺激・粘膜刺激
フェノール類やアルデヒド類を含む精油には刺激性が認められるものがあります。しかしすべての人に刺激があるというわけではなく、多くの場合皮膚が敏感な人に発現します。
A
光毒性
紫外線により皮膚と精油が反応し、紅斑、色素沈着、小水疱ができることがあります。柑橘系の精油に含まれるフロクマリンにこの作用があります。
B 感作 精油により皮膚のアレルギー反応を引き起こすことがあります。
参考資料 アロマテラピー検定テキストブック、アロマテラピーの事典
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