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ストレスのハーブ療法

メディカルハーブ  ◆ストレスのハーブ療法◆

私達は軽い症状であれば自然に治癒する力を持っています。このバランスを保とうとする仕組みを恒常性(ホメオスターシス)といい、これを体内でコントロールしているのが脳の中心に位置する視床下部という部分です。この視床下部は体内のいろいろな情報を取り入れ、恒常性を保つよう指令を出しています。2つの拮抗的(互いに相反する)な作用を持つ自律神経系である交感神経と副交感神経の働きにより調節されています。しかし、ストレスに負け、この2つの神経系のバランスが崩れると自律神経の失調という状態になってしまいます。また、この視床下部には自らホルモンを分泌し、あるいは下垂体からホルモンを放出させて体内の特定の器官に指令を出し、身体中のバランスをとる仕組みをそなえています。さらに免疫という身体の防衛反応とも協力しあっており、ウイルスや細菌などから身を守るだけでなく、ガンの発生にも監視機構が働き未然に防ぐことのできる仕組みが備わっているのです。ところが、栄養に大きな偏りがあったり、生活リズムの乱れが続くと、この巧妙な仕組みもうまく働かなくなり、病気を引き起こしかねません。  体内の機能がバランスよく調整され、ストレスに対して抵抗力を持ち、ウイルスや細菌などに感染しにくい健康な体を作るには栄養、運動、休養という健康を守るためのポイントがあります。

ストレッサー → 大脳皮質(思い通りにならないことの認知)
  ↓        ↓
         大脳辺縁系(不安、怒りの感情)
  ↓        ↓
         視床下部(下垂体)
  ↓        ↓
         自律神経系の異常(内分泌系、免疫系)
  ↓        ↓
         ストレス(心身症、感染、ガン)
  ↓
逃避行動(アルコール依存症、暴飲暴食) 
      ↓
 
生活習慣病(糖尿病、高血圧、高脂血症)

セントジョーンズワート

作用:緩和、精神安定、消炎、鎮痛

適応:更年期や生理時の抑うつ感、メランコリー及びそれに伴う不眠。神経痛、外傷、打撲などによる痛み

エピソード:不規則な生活習慣が続くと気持ちがふさぎがちになったり、不眠に苦しめられたりします。太陽の光をたっぷりチャージしたセントジョンズワートは、暗くなった心の底を明るく照らしだして希望とともに正しい生活リズムを取り戻してくれます。

<使い方>

l         不安、緊張、イライラ、更年期障害、月経前症候群→ティー

熱湯1gに一握りのドライのセントジョンズワートを入れてティーを作ります。

l         抑うつ症状→チンキ

1gの25%アルコールに4握りのセントジョンズワートを漬け、密閉します。冷暗所に2週間置けばできあがり。15cc13回飲用します。

l         擦り傷、切り傷、腫れ物、打ち身→ティー

同様のティーを洗浄剤にして、患部を洗うと効果的です。

リンデン

作用:鎮静、緩和、利尿

適応:神経緊張や心身の疲労及びそれに伴う不眠。神経性の変頭痛、ストレス性の高血圧、浮腫(むくみ)、水分滞留。

エピソード:シューベルトの子守唄に登場するリンデンの高木は疲れ果てた旅人につかの間の休息を与え、心身に安らぎをもたらします。またバイオフラボノイドを豊富に含むため血圧を安定化し、心臓に対する負担を軽減する効果もあります。

l         入浴剤→ほうろうかステンレス製の鍋にコップ5杯の水、ガーゼに包んだリンデン1/2カップを入れ30分かん煮出します。沸騰させないように注意してください。

鍋の色が濃い茶色になったらできあがり。密封できる瓶で保存し、一回コップ1杯をお風呂に入れます。保存できるのは1週間くらいです。

l         リンデンティー



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