メディカルハーブ ◆風邪のハーブ療法◆
<初期のケアポイント> まず、外出から帰ったらすぐ手を洗ってうがいをします。こんな簡単なことでびっくりするかもしれませんが、これが意外に効果的なのです。
次に、レモンやラベンダーの精油を使った芳香浴もよいでしょう。精油の抗菌作用で室内の病原菌を浄化しながらリラックスを得、免疫力を向上させることができます。寝室にはラベンダーの香りを漂わせて睡眠の質を高め、昼間のストレスでダメージを受けた免疫力を回復させます。
ハーブティーでは、エキナセアとローズヒップが効果的です。エキナセアはウイルスに対する免疫力を強化し、ローズヒップの中のビタミンCはウイルスが体の中で広がるのを阻止する働きがあります。
寒気を感じたら、それは発熱の兆しですから、発汗を促すような作用のハーブを選びます。エルダーフラワーは伝統的にインフルエンザの特効薬と呼ばれています。ジャーマンカモマイルやリンデンなどもよいでしょう。
タイムのうがい薬
インフルエンザの感染は鼻腔や咽頭部、いわゆる上気道から起こります。タイムのもっている並外れた抗菌力によって口腔を洗浄することで患部の衛生を保つことができます。タイムの有効成分をビネガーで抽出し、それを水で薄めてうがい薬とします。ビネガーそのものにも抗菌力があるため、相乗効果が期待できます。免疫力が低下している時には口内炎ができることがありますが、このうがい薬で口をゆすぐと症状を鎮めることができます。
<材料>
リンゴ酢 100ml
タイム 大さじ3杯
<作り方>
@ リンゴ酢にタイムを1週間ほど漬け込む。
A 使用する際に水で5倍に薄めてうがい薬に。のどの痛みを感じたり、外出から帰ったら行う。
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タイム 作用:抗菌、鎮痙、去痰
適応:中世のヨーロッパでペストなどの疫病が流行ったとき、タイムの枝を焚いて空気を浄化し感染をまぬがれた歴史があります。料理でおなじみのパワフルな香気はフェノールの20倍と言われるなみはずれた抗菌力を発揮し、病原菌の感染を阻止します。